映画「一週間フレンズ」の感想:実写版として中々完成度で演技は素晴らしい
2月18日に公開されたばかりの映画「一週間フレンズ」を鑑賞してきたので、早速感想を書いていきたいと思います。
こちらの感想は個人の見解ですので、人によっては受け取り方が異なる可能性もあります。一部で途中の内容やクライマックス部分にも触れていますので、まだ未鑑賞でこれから鑑賞をネタバレなしで楽しみにされてる方は読むのを避けていただければと思います。
ちなみに、個人的には今回の映画「一週間フレンズ」に勝手にですが点数をつけるとすれば95点の高得点をつけたいと思います。
アニメ版や原作とは展開が異なるので、原作ファンとしての部分でマイナス点は少なめの5点を付けるとして演技の部分や雰囲気なども含めてあとは完璧だったと思います。
青春系映画としてはすごく良い感じに仕上がっていたと思いますし、主演2人の演技力がかなり完成されていて、想像よりもずっとおもしろい内容で感動できました。
主人公の男の子がどのようにして、ヒロインの女の子と仲をきずいていくのが一番の見所で、現実でシャイで、少し消極的な人などがいると思うのですが、そういゆう人に見てもらい勇気をもってほしいと思います。
映画版では二時間という時間でアニメ12話分や原作の部分の内容を完全に詰め込むといのは難しいところですが、クライマックスなでの大事なところは押さえていて、流れも若い視聴層の方にも非常に分りやすく構成されている感じで、とても見やすい映画だったと思います。
原作の良さを生かした分かりやすくて、見やすいストリーです。
ヒロインの香織(川口春奈)が一週間で記憶を無くしてしまうので、誰とも友達をつくらずに生活していくのですが、主人公の長谷(山崎賢人)がその子を気になりはじめ、そこからどのように関係を良くしていくかという展開で物語は進んでいきます。
香織(川口春奈)は一週間で記憶を無くしてしまうので、友達を作っても忘れてしまい、ハブりに合うようなところがあるので友達を作るのがトラウマにになってしまいます。ですが、長谷(山崎賢人)や周りの友達のサポートでだんだんと香織も心を開いていくようになります。

「友達になってください」というかかせない一言のセリフがこの映画の一番印象的なキーワードになっていてとても心に響きます。原作やアニメでもすごく印象に残ってますが、今回の実写版でも上手に再現されていました。
お弁当を屋上で食べるシーンはとても良くできていました!
見どころはヒロインの香織と長谷君が仲良くなっていくのですが、そこで屋上でお弁当を一緒に食べるといのが毎日のようにしていくのですが、そこでの主人公のシャイなところなどがキュンとします!
後半では日記交換をして、毎日の思い出を忘れないように、書いて、一週間たってもその日記を見れば思い出すのですが、その日記を無くしてしまう出来事があり、記憶を戻すことができなくなる場面が最大の見どころとなっています。
そこからの主人公(長谷)が香織をカバーしながら、忘れているはずなのに、少しずつ思い出し、最後にも友達になってくださいといって、終わるのですが、そこも感動するラストの名盤場面となっています。
この辺りはアニメ版や原作もなぞっていて非常に良い部分だったと思います。やっぱり実写版にしても、一週間フレンズはストーリーが完成されていますね!
映画「一週間フレンズ」演技力も素晴らしく、全体的に完成度の高い実写映画だったと思います!
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正直なところ、アニメ映画の実写化だったので過去の傾向からあまり期待せずに映画を見たのですが、予想をはるかに超えてとても良い作品になっていて、感動しました。
主演の川口さん、山崎さんのお二人とも他のアニメの実写も演技をしているので慣れているのか、口調なども違和感のない演技でアニメとは違う実写ならではのリアルな会話のやり取りを演じられていたかと思います。
アニメでの雨宮天さんの演技も好きでしたが、川口さんの香織ちゃん、山崎賢人さんの長谷くんも違う視点で見るとすごく良い味を出していたと思います。二時間という短い時間なのに、アニメや原作での感動的シーンもしっかり捉えられていてとても良かったです。
アニメや原作からのファンには否定的な意見もあるかもしれませんが、青春物の実写化としては十分に完成度が高い作品だったのではと思います。